げんさんのほっぺ

本当は自分大好きなナル君なのに現時点ではとても残念な状態のモノノフが己を慰めるために地球の片隅で目立たない戦いをするブログ

架空ブログ#008:ももクロを呼び寄せてしまったクールジャパンの功罪

【※はじめに-架空ブログ:エントリ意図の説明-】

架空ブログ:エントリ意図の説明 - げんさんのほっぺ

 

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◆序文:全世界に警告する。

ボクの名前はハルコ。

一応名乗りはしたが、名前なんて覚えなくていい。
ボクがいったいどこの誰か?
そんなことは、キミにとっては実に些末なことなのだから。

それよりも重要なのは、ボクがこれからキミに語るその内容だ。
まず最初に、ボクから地球の皆さんにお伝えしたい事がある。

 

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◆「アイドル」はカウンターカルチャーである

前回のエントリで述べたように、ももクロは偶然誕生したアイドルグループではない。

      コンセプト立案 ⇒ 実現方法設計 ⇒ 市場の選択

という時系列があることを忘れてはならない。


また、前回のエントリではユニバース(仮)がなぜ日本をスタート地点に選んだのか、という点についても言及した。

 

その理由のひとつとして、本来カウンターカルチャーたる「アイドル」というコンテンツを受け入れやすい国民性であることを指摘した訳だが、今回のエントリではその点について、少しだけ深堀りしたいと思う。(「少しだけ深堀り」って変な言葉だ)

 

 

◆クールジャパンがユニバース(仮)を呼び寄せた

カウンターカルチャーは、狭義には1960年代に盛んだったヒッピー文化を指すのだろうが、ここでは旧来の保守的でブルジョア的な文化 = 高級文化(ハイカルチャー)に対する抵抗文化という文脈で語りたい。

 

欧米においてはアイドルに限らず、ポップ・カルチャー、ヒッピー、アングラ、カートゥーン・アニメなどは、それこそ低俗で子供向けのB級文化という烙印を押されている。

 

そのように体制側や富裕層から一段低く見られるツールを使って世界征服を目指すのは非常に効率の悪いやり方だ。

 

そこでユニバース(仮)は考えたのだろう。

アイドルをハイカルチャーに限りなく近い所へ格上げできないものだろうか、と。

 

その結果、日本に目を付けたことはある意味で自然な流れだったのかもしれない。

ユニバース(仮)が世界征服に向けた具体的な動きを開始したであろう2000年代の初めには、丁度「Cool Japan(クールジャパン)」の呼称の元に日本の文化やソフト領域が国際的に評価されている現象が発生していたからだ。

 

 

◆日本のハイカルチャー絶滅危惧種

日本にだって、もちろんハイカルチャーは存在している。

 

しかし現代の日本においてはむしろハイカルチャーの方が絶滅危惧種だ。

洋風の家に住み、洋服を身に纏い、洋食を食べているのだから、それはある意味当然のことと言えるだろうが。

 

だから日本ではカウンターカルチャーが、カウンターすべき相手がいないために不戦勝のまま市民権を得てしまったのだ。

 

大の大人が漫画を買いあさったり、深夜アニメで睡眠不足になったり、未成年のアイドルに熱を上げたりしたとしても、世間から非難されることは無くなった。

無くなったというのがオーバーならば、笑い話で済まされるようになった、と言い換えても良いだろう。

 

こうして世界に誇る日本のオタク文化(半分は嫌味だ)は花開いて行ったのだ。

 

 

◆市民権を得たオタクたち

このようにして市民権を得たオタクたちは、経済学の研究対象になるほどの旺盛な購買層となった。

 

ユニバース(仮)は、その旺盛な購買層をマーケティングの対象に選んだのだ。

 

それにしても衣食住といった重要な歳出を削ってまで、己の可処分所得の大半を趣味のために注ぎ込むというのは、世界的に見ても特異な現象なのではないだろうか?

 

ところで、世界的にも類を見ないような独自のオタク文化が花開き、オープンな趣味としてカウンターカルチャーが市民権を得た極東の島国、日本。

 

この現象も、実は歴史的必然であったと言わざるを得ない。

 

本題からはやや外れてしまうが、次回のエントリではその点についても軽く触れておきたいと思う。

 

恐らく予備知識として持っておいた方が、今後のエントリの理解度も増すと考えられるからだ。

 

もしかするとユニバース(仮)の緻密な戦略に戦慄を覚えることになるかもしれないが……。

 

こうしている間にも、ももクロによる『人類アイドル化計画』は粛々と進んでいると考えられる。

 

エスかノーか?

 

受け入れるも受け入れないもそれはキミ次第。

 

 

 

#中二病 #ももクロ #ポップカルチャー #ヒッピー #アングラ #カートゥーン #クールジャパン