げんさんのほっぺ

本当は自分大好きなナル君なのに現時点ではとても残念な状態のモノノフが己を慰めるために地球の片隅で目立たない戦いをするブログ

ももクロ考:ももクロの正体とは?

◆私がももクロを好きになった経緯

私がももクロを好きになったのは2013年の秋の事です。
高校の同級生だったT君が「遊ぼう」ってウチまで車でやってきたんです。
その車にはやけにカラフルな服を着た人が、彼を含めて3人乗車していました。

私はそのまま拉致られて、さいたまスーパーアリーナに連行されました。
そして訳も分からず、彼らが「箱推し」と呼んでいた黒いTシャツを購入しました。
その日から、私は五色に輝くその少女たちを追いかけるようになってしまったのです。

後から分かったことは、そのイベントが「ももいろクローバーZ JAPAN TOUR 2013 “GOUNN”」の物販イベントだったということ。
つまり私のモノノフデビュー戦はライブではなく、物販イベントだったのです。

もちろん、その時点ではすでに『ももいろクローバーZ』の存在は知ってはいました。
しかし、まさか自分がアイドルにハマるなんて……。
その当時は考えもしませんでしたから、我が事ながら驚きを隠せません。

私はもともとももクロの楽曲は知っていて、少なからずいいな、とは感じていました。
ももクロの楽曲は方向性として、とってもアニメ(アニソン)っぽい印象だったからです。

余談ですが、私はもともとアニソンが大好きで、ももクロに出会うまではカラオケはたいていアニソンを熱唱していました。
ですから「Believe(*1)」や「モーレツ(*2)」などを通じて、ももクロにはもともと多少の興味は持っていたのです。

 

◆モノノフになって感じた違和感とは?

私はモノノフになってすぐに違和感を覚えることになります。
なぜならば現場の熱狂と世間的な知名度とのギャップが私の中であまりにも大きすぎたからです。

私が初めてライブに参戦したのは2013年のクリスマスライブ『White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界』です。
会場となったのは西武ドームで、私はまずその規模に驚かされます。
球場を埋め尽くす4万人の観衆たち。
私は1塁側スタンドのかなり上の方に居たのですが、その迫力に圧倒されました。

次にオープニングのovertureでの盛り上がりです。
カウントダウンから「うりゃ!おい!」への流れで私の興奮は一気に跳ね上がりました。
まさに演者と観衆が作り上げる共同作業の楽しさを知った瞬間でした。
(私は大きな音が苦手で、どちらかというとそれまではコンサートなどは避けて通ってきたのです)
他のアイドルグループにもovertureはあるんでしょうけど、ももクロが例えば「氣志團万博」などのフェスで一気に会場のムードを制圧できるのはこのovertureの力なんでしょうな。

そしてトドメは「国立競技場でのライブ開催」という重大発表がなされたことでした。
残念ながらその当時の私には、泣き崩れるメンバーに感情移入は出来ませんでした。
国立競技場でライブを開催するってことがすごい事だとは認識できたのですが、それがももクロにとってどのような意味を持つのかについては知識がなかったからです。
どちらかというと、「そんなスゴイところでライブやれるようなグループなの?」という醒めた感覚の方が強かったのです。
なので周囲で泣きじゃくる観衆に対しても「なんだかなぁ……」という気持ちの方が勝ってしまっていたのです。

そう、これが私が感じた違和感の正体です。
つまり当時の私の感覚として、一般的な知名度として、ももクロはそこまでメジャーな存在か? 日本全国津々浦々老若男女に知られた存在か? という疑問がありました。正直なところ私にはどうしてもそうは思えませんでした。
先行するアイドルグループであるモーニング娘。AKB48などと比較すると、その知名度はかなり劣っているというのが当時の私の感覚でした。

しかしその反面、目の前で起きているこの熱狂はなんなんだ?
彼女たちが生み出す熱狂とモノノフたちの偏愛ぶりに接したとき、とても不安な気持ちを掻き立てられたことを覚えています。

その違和感は私の中で現時点においてもまだ進行中です。
そして私はこのギャップこそ、彼女たちの真の恐ろしさ(もちろん良い意味で)を表しているのだと考えています。

 

◆前田、キリスト超えたってよ

ももいろクリスマス2013」を経験して、私はももクロをもっと知りたいと思うようになっていました。
そこで動画を見たり、関連書記を買ったりして勉強するようになりました。

調べてみると、どうやら私のようにももクロとは何者なのか?」という点に疑問を感じている人も多いようで、ももクロの人気の秘密を学術的に検証したりするような謎解き本も多数出版されていました。
しかし当時の私の理解力ではどれもピンとこなかったり、書かれていることが難解過ぎて正直なところ良く分かりませんでした。

そんなある日、「前田敦子はキリストを超えた」という主張に出会いました。

それは濱野智史さんという方が書かれた『前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48』という本の中で、詳細に語られていました。

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この書籍の中では「総選挙」を「ゴルゴダの丘」に、「センター獲得」を「十字架」として、公開処刑される前田敦子さんを例にとり、AKB48の活動や、それを取り巻く現象を宗教と類似しているものとして読み解いています。

この本自体は書評としてはかなり酷評されていますが、目の前に起こっている事象について何かに例えて、あるいは何かになぞらえて理解しようする試みには共感を覚えます。
カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門じゃないけれど、こういう読み解き方もできるよ、っていう遊びなのに、なんでそこまで目くじら立てるの?というのが正直な感想。キリスト教関係者だってきっと相手にしないか笑って許してくれるよ。って日本人的感覚過ぎなのかな?まあいいや。そうそうネット空間の中の匿名の皆さん、お願いですからAmazonのカスタマーレビューのような批判はどうかしないでください。多分心が折れちゃいます。私は本業の物書きじゃやないし、薄っぺらい知識を総動員して書いてることは自覚してますからっ)


で、とにかくその日以来、私の中で前田敦子さんがキリストなら、ももクロは誰だろう?」という疑問が日に日に大きくなって行きました。

 

前田敦子がキリストなら、ももクロは?

そもそも前田敦子さんは個人な訳ですが、ももクロの場合はどうしよう?
前田敦子=キリスト
百田夏菜子ブッダ
のように個人を偉人に例える感じでしょうか?

う~ん、なんかしっくりきません。
多分この場合、ももクロももクロという人格として扱った方が良い気がします。
(別の機会に詳細説明は委ねますが、私はAKB48は「レース」のコンテンツ、そしてももクロは「ゲーム」のコンテンツだと理解していますので、その意味でチームとしてのももクロはひとつの人格という考え方です)

それから過去の偉人は宗教しばりなのか?
いや、そうではないでしょう。
例えば王様や哲学者や科学者のように、色々なジャンルを検索してあてはまりそうな人物を検証して良いのではないでしょうか?

なんてことを考えていたある日、私の頭の中である偉人の顔がスパークしたのです。

『あれ、ももクロってひょっとして千利休なんじゃなかろうか?』

「わび茶」を大成した利休と、独自路線を突っ走るももクロには奇妙な共通点があるような気がしてなりません。
具体的な内容については今後このブログで適宜研究成果を発表したいと思いますが、「ももクロの正体とは?」という疑問に対する私の答えはももクロアイドル道 初代家元』という事にしておきたいと思います。


という感じで、今日も地球の片隅で目立たない戦いをしています。

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以上です。
それではまた、いつか、どこかで……。

#ももクロ #overture #モーニング娘 #AKB48

 

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(*1)2003年4月23日に発売された玉置成実のデビューシングル。
テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』の3rdオープニングテーマとして使用された。
ももクロが2010年にカバーした。

(*2)2012年3月7日に発売された、ももいろクローバーZの7thシングル猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」のこと。
テレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』オープニングテーマとして使用された。