げんさんのほっぺ

本当は自分大好きなナル君なのに現時点ではとても残念な状態のモノノフが己を慰めるために地球の片隅で目立たない戦いをするブログ

愛について:あなたのことはそれほど……

今クールでは火曜日の22時からあなたのことはそれほどというドラマが放映されていますね。

 

火曜ドラマ『あなたのことはそれほど』公式サイト

www.tbs.co.jp


私の奥さんは波瑠ちゃんの大ファンなので、必ず見ているようですが、私はこのドラマが始まると独りで部屋に引きこもります。
その際に奥さんは私がそそくさと退散すると「つまーんなーい!」と言って憤慨しますが、私はこのドラマを奥さんの横で観ることに耐えられません
なぜならばこのドラマをどういう感じで鑑賞したらよいか分からないからです。


実は私はバツイチで、現在の奥さんは私にとって二人目の配偶者ということになります。
そして、前の奥さんとの離婚理由が『浮気』だったのです。
私が浮気していたのではありません。
前の奥さんに不倫相手がいたのです。

結婚してもうすぐまる5年になろうかという頃、どうも奥さんの様子がおかしいことに気が付きました。
なんだか家で長電話をしていることが増えたような気がしたのです。
しかも相手が男性のようなのです。

疑い始めるともう止まりません。
私は秋葉原でケータイ電話のデータバックアップソフトを購入し、前の奥さんが寝ている間にメールのデータをすべてノートPCにコピーしました。
その当時の奥さんのケータイはそういえば「J-PHONE」でした。懐かしい!

ケータイにはパスワードでロックが掛けられていましたが、ソフトが15分くらいで解除してくれました。
ちなみに今の奥さんの「iPhone」は指紋認証なので解除出来ませんね。するつもりも無いですけど(笑)


ノートPCにバックアップされたメールのデータを見て、私は前の奥さんが浮気をしていることを確認しました。
どうやら相手にも家庭があったようなので、いわゆる「W不倫」というやつでした。

私は当初、ちょっとした火遊びみたいなものだったら相手方にチクリと警告して不問にしようと考えていました。
ですが、前の奥さんが浮気をし始めたのが3年も前からだということが判明し、断念しました。
前の奥さんのことはそれでも嫌いにはなれませんでしたが、もう信用することは出来なくなっていたからです。
この先、前の奥さんのことをずっと疑いながら一緒に過ごすことは無理だと思ったのです。

と同時に、その問題からは逃げ出したいと考えたのも事実です。
もうこれ以上、何も考えたくはなかったんのです。

丁度その頃、私はグラフィックの制作会社を経営していたのですが、仕事が激減して経営が傾いていました。
加えて父親認知症を発症し、たびたび失踪するなどの問題を起こし始めていた時期でした。
もう私の心のキャパシティーは限界でした。
前の奥さんの不倫問題に対処する時間も、前の奥さんと正面から向き合う気力も、その当時の私には残されていなかったのです。


今から思い返せば、前の奥さんが不倫に走った原因は私にあるのかもしれません。
例の『スキンシップゼロ夫婦』の話につながりますが、私が前の奥さんのことを満足させてあげられていなかったことがいけなかったのかもしれません。
でも真相は藪の中です。
なぜならば私はその件の交渉窓口にお義父さんを指名して、前の奥さんとはその件について一切話をしないことにしたからです。
不倫発覚後のしばらくの期間は一緒に暮らしていましたが、その間はもう事務的な会話しかしませんでした。

マンションの売却やら慰謝料の交渉やら持ち物の分配やら、色々な処理が完了すると私は数年ぶりに独り暮らしを始めました。
こうして私と前の奥さんとの結婚生活はまる5年で破綻することになったのです。


ネット上では主演の波瑠ちゃんがバッシングを受けているようですね。
ドラマですから「不倫」というテーマ自体が悪いとは思いませんが、あまりにカジュアル過ぎる点が批判される原因なのではないでしょうか?
せめてもう少しヒロインが葛藤したり、傷ついたりしてみせれば良かったのではないか、と思います。
そうすれば倫理派の皆さんの「ふしだらだ!」という攻撃に対しては同情を買うことで緩衝できたでしょうし、願望派の皆さんからの「羨ましいゾ。うまくやりやがって!」という批判も上手にかわすこともできたでしょうに……。


とまあそんな訳で、やっぱり私はこのドラマをどういう感じで鑑賞したらよいか分からないです。
前の奥さんが不倫を(それも3年も前から)していたことに対して、私は傷ついたので怒る権利はあるはずです。
その反面、前の奥さんが不倫に走った原因を作ったのは私の方なのではないか?という負い目もあります。
また、客観的に見て単にドラマなんだから、そこまで感情移入しないで冷静に鑑賞すれば良いのに、という考えもあるでしょう。
そうした葛藤を奥さんには見られたくはないので、今週も火曜日の22時になると、そそくさと寝室へ向かうのです。

 

そんな訳で今日も地球の片隅で目立たない戦いをしています。

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以上です。
それではまた、いつか、どこかで……。

#あなたのことはそれほど #波瑠 #バツイチ #浮気 #不倫 #スキンシップゼロ